「新NISAを始めたいけど、楽天証券とSBI証券のどちらで口座を開設すべき?」と迷っている方は非常に多いのではないでしょうか。
結論から言うと、楽天証券もSBI証券もどちらを選んでも大きな失敗はありません。ただし、ポイント還元やアプリの使いやすさなど細かい部分に差があるため、自分のライフスタイルに合ったほうを選ぶことが大切です。
この記事では、手数料・ポイント還元・取扱商品・使いやすさなどあらゆる角度から両社を徹底比較しています。この記事を読めば、あなたにぴったりの証券会社が見つかるはずです。

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基本スペック比較表
| 比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 口座開設数 | 約1,100万口座 | 約1,300万口座 |
| NISA取扱投信数 | 約220本 | 約230本 |
| 投信の最低購入額 | 100円〜 | 100円〜 |
| 国内株式手数料 | 無料 | 無料 |
| 米国株式手数料 | 無料 | 無料 |
| 単元未満株 | かぶミニ | S株 |
| クレカ積立上限 | 月10万円 | 月10万円 |
| ポイント投資 | 楽天ポイント | Vポイント・Pontaポイント |
基本スペックはほぼ互角です。どちらもNISA口座での株式売買手数料が無料で、投資信託も100円から購入可能。ここだけ見ると差がほとんどないのが分かります。では、具体的にどこに違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
クレカ積立のポイント還元を比較
NISA口座でクレカ積立をする場合、ポイント還元率は見逃せないポイントです。
楽天証券のクレカ積立
- 楽天カード:0.5%〜1.0%還元
- 楽天ゴールドカード:0.75%〜1.0%還元
- 楽天プレミアムカード:1.0%還元
- 月10万円まで対応
- 楽天キャッシュ併用で月15万円まで積立可能
SBI証券のクレカ積立
- 三井住友カード(NL):0.5%還元
- 三井住友カード ゴールド(NL):1.0%還元
- 三井住友カード プラチナプリファード:3.0%還元
- 月10万円まで対応
ポイント還元率だけで見ると、SBI証券×プラチナプリファードの3.0%還元が最強です。月10万円の積立で毎月3,000ポイント、年間36,000ポイントが貯まる計算になります。ただし、プラチナプリファードは年会費33,000円がかかるため、年会費を差し引いた実質的なお得度は事前に計算しておきましょう。
年会費無料のカードで比較すると、楽天カード(最大1.0%)のほうがお得になるケースもあります。

取扱商品を比較
投資信託
どちらも主要なインデックスファンドは全て取り扱っています。eMAXIS Slimシリーズはもちろん、つみたて投資枠対象商品のほぼ全てを購入可能です。
違いがあるのは「独自ファンド」の部分です。
- 楽天証券:楽天・プラスシリーズ(楽天証券専売)
- SBI証券:SBI・Vシリーズ、SBI・iシェアーズシリーズ(SBI証券専売)
どちらも低コストで優秀なファンドを揃えており、ファンドのラインナップで大きな差はありません。
個別株
国内株式・米国株式ともに、NISA口座での売買手数料は両社とも無料です。米国株の取扱銘柄数はSBI証券のほうがやや多い傾向にあるため、マイナーな米国株も取引したい方はSBI証券が有利でしょう。
単元未満株(ミニ株)
1株から日本株を買えるサービスにも違いがあります。
- 楽天証券「かぶミニ」:リアルタイム取引に対応、スプレッド0.22%
- SBI証券「S株」:成行注文のみ、買付手数料無料
リアルタイムで取引したいなら楽天証券、コストを抑えたいならSBI証券という使い分けが合理的です。
使いやすさを比較
楽天証券の特徴
UI/UXは楽天証券のほうが直感的と評価されることが多いです。特にスマホアプリ「iSPEED」は初心者でも使いやすいデザインで、操作に迷うことが少ないのが特徴です。管理画面もシンプルで見やすく、資産の推移グラフも一目で把握できます。
SBI証券の特徴
SBI証券はどちらかというと情報量が多く中級者以上向けの印象です。管理画面はリニューアルによって改善されてきていますが、楽天証券と比べるとやや複雑に感じる方もいるかもしれません。
ただし、提供される投資情報の質と量ではSBI証券が上回っている面もあるため、投資経験を積んでいくうちにSBI証券のほうが使いやすいと感じるようになる方も少なくありません。
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ポイントプログラムを比較
楽天証券
楽天経済圏との連携が最大の強みです。
- 楽天ポイントで投資信託が購入できる
- 投信保有でポイントが貯まる
- 楽天市場のSPU(ポイントアッププログラム)対象
楽天カード・楽天銀行・楽天市場を日常的に使っている方であれば、楽天証券一択と言えるほどポイントの相乗効果が大きくなります。
SBI証券
- Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイルなどから選択可能
- 投信保有でポイントが貯まる(投信マイレージ)
- 三井住友カードとの連携で高還元
ポイントの選択肢が多いのがSBI証券の魅力です。特定のポイント経済圏に縛られたくない方にはSBI証券が合っているでしょう。

投信保有ポイントの比較
投資信託を保有しているだけでもらえるポイントも重要な比較ポイントです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の場合
- 楽天証券:残高に応じてポイント付与(一定残高達成時のみ)
- SBI証券:年率0.0175%(投信マイレージ)
保有ポイントに関してはSBI証券のほうがお得なケースが多いです。1,000万円保有していれば年間1,750ポイントが付与される計算で、長期保有する方にとっては積み重なると無視できない金額になります。
楽天証券がおすすめな方
- 楽天カード・楽天銀行・楽天市場をよく利用する方
- 楽天ポイントで投資をしたい方
- シンプルで使いやすい画面を求める方
- 投資初心者で、直感的に操作できるほうが良い方
SBI証券がおすすめな方
- 三井住友カード(特にプラチナプリファード)を持っている方
- ポイント種類を自由に選びたい方
- 投信保有ポイントを最大化したい方
- マイナーな米国株も取引したい方
NISA口座の金融機関変更について
「一度開設したら変更できないのでは?」と心配される方もいますが、NISA口座は年単位で金融機関を変更できます。
ただし、その年に一度でもNISA口座で取引をしていると翌年まで変更ができません。また、移管手続きには1〜2ヶ月かかるため、最初の段階でしっかり選んでおくのが理想です。

まとめ:どちらも優秀、決め手は「経済圏」
楽天証券もSBI証券も、どちらを選んでも後悔することはないと断言できるほど、両社のサービスレベルは拮抗しています。
最終的な決め手は「どのポイント経済圏で生活しているか」です。
- 楽天経済圏の方 → 楽天証券
- 三井住友・Vポイント経済圏の方 → SBI証券
- どちらでもない方 → 使いやすさ重視なら楽天証券、スペック重視ならSBI証券
大切なのは、証券会社選びに悩みすぎて投資を始められないことを避けることです。どちらかに決めたら、早めに積立をスタートしましょう。
NISA口座の仕組みについて詳しくは金融庁の新NISA特設ページをご確認ください。証券会社の安全性については日本証券業協会、金融機関の登録情報は金融庁の登録金融機関一覧で確認できます。
※この記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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