新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがありますが、成長投資枠のほうは自由度が高い分、「何を買えばいいの?」と迷う方が非常に多いのが実情です。
結論から言うと、成長投資枠は無理に個別株を買う必要はなく、つみたて投資枠と同じインデックスファンドを購入するのが最もシンプルで合理的な選択肢です。もちろん、高配当株やETFを組み合わせる方法も有効ですので、投資スタイルに合わせて使い分けるのがベストでしょう。
この記事では、成長投資枠のおすすめ活用法を投資スタイル別に紹介していきます。自分に合った使い方を見つけてみてください。

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成長投資枠の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間投資枠 | 240万円 |
| 生涯非課税限度額 | 1,200万円(全体1,800万円のうち) |
| 非課税期間 | 無期限 |
| 買える商品 | 上場株式、投資信託、ETF、REIT(一部除外あり) |
つみたて投資枠と併用できるため、「つみたて投資枠でインデックスファンドの積立+成長投資枠で個別株」といった組み合わせも可能です。制度の詳細は金融庁の公式ページで確認できます。
成長投資枠のおすすめ活用パターン4選
パターン1:つみたて投資枠と同じインデックスファンドを買う
「成長投資枠でもインデックスファンド?」と思われるかもしれませんが、実はこれが最もシンプルで合理的な方法です。
つみたて投資枠の年間120万円では足りない方が、成長投資枠の240万円も使ってインデックスファンドを積み増す形です。これで年間最大360万円をインデックスファンドに投資できます。
投資に手間をかけたくない方、効率よく非課税枠を埋めたい方に最適です。「成長投資枠だから何か特別なことをしなきゃ」と焦る必要はまったくありません。
パターン2:高配当株投資
配当利回りの高い株式を成長投資枠で購入し、配当金を非課税で受け取る戦略です。通常、配当金には約20%の税金がかかりますが、NISA口座であれば非課税になります。
記事執筆時点で高配当株として人気のあるセクターは以下の通りです。
- 総合商社:三菱商事、伊藤忠商事、三井物産など
- 銀行:三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなど
- 通信:NTT、KDDIなど
- 保険:東京海上ホールディングスなど
定期的な配当収入が欲しい方、比較的安定した銘柄に投資したい方に向いています。

パターン3:高配当ETFに投資
個別の高配当株を自分で選ぶのが難しい方には、高配当ETFがおすすめです。複数の高配当銘柄に自動的に分散投資できるため、個別株よりもリスクが分散されます。
- NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信:日経平均の中から高配当50銘柄に投資
- MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信:ETF版オルカン
高配当株に興味はあるけれど銘柄選定が難しいと感じる方に向いています。
パターン4:成長株・テーマ株に投資
AI、半導体、再生エネルギーなど、今後の成長が期待されるテーマの株式に投資する戦略です。うまくいけば大きなリターンが期待できますが、リスクも高めです。
ある程度の投資経験があり、リスクを取れる方向けの活用法です。
初心者におすすめの成長投資枠の使い方
投資初心者の方であれば、まずはパターン1のインデックスファンドから始めるのがおすすめです。
無理に個別株を購入する必要はありません。成長投資枠でもつみたて投資枠と同じファンドが購入できますので、シンプルに非課税枠を最大限活用するのが賢い使い方です。
慣れてきたら一部を高配当株や個別株に振り向ける、という段階的なアプローチがリスクも小さくてよいでしょう。
成長投資枠で避けたほうがよい投資
1. レバレッジ型のETF・投資信託
レバレッジ型は値動きが激しく、長期保有には向きません。そもそも新NISAの成長投資枠では、レバレッジ型の多くが対象外になっています。
2. 短期トレード
成長投資枠は非課税で長期保有できるのが最大のメリットです。短期売買を繰り返すのは、この恩恵を活かしきれずもったいないと言えます。
3. よく知らない銘柄への集中投資
「SNSで話題になっていたから」「知人に勧められたから」といった理由で1銘柄に大金を投じるのは危険です。必ず自分で調べてから投資判断を行いましょう。
成長投資枠で使える生涯非課税限度額は1,200万円までです。つみたて投資枠だけなら1,800万円まで使えるため、「全部つみたて投資枠で使いたい」という方はそちらでも問題ありません。
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成長投資枠の注意点
売却したら翌年に枠が復活する
成長投資枠で購入した商品を売却すると、翌年にその分の非課税枠が復活します。ただし、年間の投資枠(240万円)を超えることはできませんので注意してください。
つみたて投資枠との使い分けがカギ
つみたて投資枠で長期のコア資産を積み立てつつ、成長投資枠でサテライト的に高配当株やETFを組み合わせる。このバランスが上手な活用法です。

まとめ
成長投資枠のおすすめ活用法を改めて整理しましょう。
- 初心者:つみたて投資枠と同じインデックスファンドを購入
- 配当狙い:高配当株やETFで非課税の配当収入を確保
- 上級者:成長株・テーマ株でリターンを追求
大切なのは「成長投資枠だから何か特別なことをしなきゃ」と焦らないことです。インデックスファンドでも構いませんし、高配当株でも構いません。自分の投資スタイルとリスク許容度に合った使い方を選んでください。
投資判断に迷った場合は、日本証券業協会や日本取引所グループ(JPX)のサイトで客観的な情報を確認するのもおすすめです。新NISAの最新情報は金融庁の特設ページで確認できます。
※この記事の情報は記事執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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