新NISAで投資信託を積み立てるなら、クレジットカード積立(クレカ積立)を使わない手はありません。通常の銀行引き落としではポイントが一切つきませんが、クレカ経由で購入するだけで購入額に応じたポイントが還元されます。
月5万円の積立で還元率1%なら、年間6,000ポイント。何もしなくてももらえるポイントを見逃すのは非常にもったいないことです。
この記事では、記事執筆時点での各証券会社×クレジットカードの組み合わせを徹底比較し、最もお得なクレカ積立を紹介します。

🐧 ナビ助のおすすめ!
クレカ積立の基本ルール
まず、クレカ積立の基本的な仕組みを押さえておきましょう。
- 月の上限額:10万円
- 購入日:毎月1日など証券会社が指定する日
- 引落日:カード会社の通常の引落日
- 対象:投資信託のみ(個別株は不可)
月10万円×12ヶ月で年間120万円。つみたて投資枠の年間上限120万円とピッタリ一致するため、つみたて投資枠をクレカ積立で埋めるのが最も合理的な使い方です。
主要証券会社×クレカの還元率を徹底比較
記事執筆時点で、クレカ積立に対応している主要なネット証券と対応カードの一覧です。
SBI証券 × 三井住友カード
ネット証券最大手のSBI証券は、三井住友カードとの組み合わせです。ポイント還元率はカードのグレードによって変わります。
- 三井住友カード(NL):還元率0.5%(年会費無料)
- 三井住友カード ゴールド(NL):還元率1.0%(年間100万円利用で年会費永年無料)
- 三井住友カード プラチナプリファード:還元率最大3.0%(年会費33,000円)
コスパ最強は「ゴールド(NL)」です。年間100万円のカード利用条件をクリアすれば年会費無料で1%還元が受けられるため、多くの方にとってベストチョイスと言えるでしょう。
楽天証券 × 楽天カード
楽天経済圏を利用している方にとっては鉄板の組み合わせです。
- 楽天カード:還元率0.5%(代行手数料年率0.4%未満のファンド)/ 1.0%(0.4%以上)
- 楽天ゴールドカード:還元率0.75% / 1.0%
- 楽天プレミアムカード:還元率1.0%
楽天ポイントは使い道が非常に幅広いのが魅力です。楽天市場でのお買い物や楽天ペイでの支払いにも使えるため、ポイントが無駄になることはまずありません。
マネックス証券 × マネックスカード
- マネックスカード:還元率1.1%(年会費実質無料)
ポイント還元率だけで見ると、年会費無料カードの中ではマネックスカードの1.1%が最高水準です。マネックスポイントの使い道がやや限られるデメリットはありますが、Amazonギフト券やdポイントなどに交換できるため、実用上の問題は少ないでしょう。
三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券) × au PAYカード
- au PAYカード:還元率0.5%(年会費無料)
- au PAYゴールドカード:還元率1.0%(年会費11,000円)
Pontaポイントが貯まります。au経済圏を活用している方には良い選択肢です。au PAYにチャージして使えるため、日常の買い物でも活用しやすいのが特徴です。なお、通常のau PAYカードの還元率は2025年から0.5%に改定されています。

還元率比較一覧表
| 証券会社 | 対象カード | 年会費 | 還元率 | 月10万円で年間獲得ポイント |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード(NL) | 無料 | 0.5% | 6,000pt |
| SBI証券 | 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円※ | 1.0% | 12,000pt |
| SBI証券 | 三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 最大3.0%※ | 最大36,000pt |
| 楽天証券 | 楽天カード | 無料 | 0.5〜1.0% | 6,000〜12,000pt |
| 楽天証券 | 楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75〜1.0% | 9,000〜12,000pt |
| 三菱UFJ eスマート証券 | au PAYカード | 無料※ | 0.5% | 6,000pt |
| マネックス証券 | マネックスカード | 無料※ | 1.1% | 13,200pt |
※三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上の利用で翌年以降年会費無料。プラチナプリファードの3.0%還元は年間カード利用額500万円以上が条件(利用額に応じて1.0〜3.0%)。au PAYカード、マネックスカードは条件により年会費無料。
結局どの組み合わせを選べばいい?
コスパ重視なら
マネックス証券 × マネックスカード(1.1%還元)が最強です。年会費無料で最高還元率のため、純粋にポイント獲得量で選ぶなら第一候補になります。
使い勝手重視なら
楽天証券 × 楽天カードがおすすめです。楽天ポイントの汎用性は業界トップクラスで、楽天市場を普段から利用している方ならポイントの恩恵を最大化できます。
トータルの投資環境で選ぶなら
SBI証券 × 三井住友カード ゴールド(NL)が有力です。SBI証券は取扱銘柄数がトップクラスで、投信マイレージ(保有残高に応じたポイント付与)も充実しています。長期的には「クレカ積立ポイント+保有ポイント」のダブル取りが効くため、トータルリターンでは優位に立てる場面もあります。
🐧 ナビ助のおすすめ!
クレカ積立の注意点
- 買付日が固定:自分で自由に日付を選べないケースが多いですが、長期投資ではほぼ誤差です
- 還元率の改悪リスク:過去に楽天証券やSBI証券で還元率変更があったように、現在の条件が永続する保証はありません
- 年会費とのバランス:高還元率カードは年会費も高額です。クレカ積立だけのために高い年会費を払うのは本末転倒になりかねません
クレカ積立の始め方【3ステップ】
- 証券口座を開設する:まだお持ちでない方はネットで申し込みましょう。最短翌営業日には開設できます
- 対応クレジットカードを作る:証券会社に対応したカードを発行します。審査には1〜2週間程度かかります
- 積立設定でクレカ払いを選択:投資信託の積立注文画面で、引落方法を「クレジットカード」に設定するだけです
一度設定してしまえば、あとは毎月自動で買い付けてくれます。「投資している感覚がない」くらいの手軽さが、積立投資の良いところです。

楽天キャッシュ積立も併用するとさらにお得
楽天証券の場合、クレカ積立(月10万円)に加えて楽天キャッシュ積立(月5万円)も利用できます。
- 楽天カードで楽天キャッシュにチャージ(0.5%還元)
- 楽天キャッシュで投資信託を積立購入
これにより月15万円まで(クレカ10万+キャッシュ5万)ポイント還元付きで積み立てられます。つみたて投資枠(月10万円)を超える分は成長投資枠で積み立てる形です。楽天経済圏を最大限活用したい方にはぜひ検討していただきたい方法です。
まとめ:クレカ積立は「ノーリスクで得する」仕組み
クレカ積立は投資のリスクとは関係なく、同じ投資をするならポイント分だけ確実に得する仕組みです。おすすめの組み合わせをまとめます。
- コスパ最強:SBI証券×三井住友カード ゴールド(NL)→1.0%還元(実質年会費無料)
- 楽天経済圏:楽天証券×楽天カード→0.5〜1.0%還元
- 年会費無料最強:マネックス証券×マネックスカード→1.1%還元
- 還元率最強:SBI証券×プラチナプリファード→3.0%還元
どれを選んでも大きな失敗にはなりません。大切なのは自分の生活スタイルに合ったものを選び、早く始めることです。
各証券会社の詳しい情報は、SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト、マネックス証券公式サイトで確認してみてください。
※この記事の情報は記事執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
🐧 ナビ助のおすすめ!


